
614ホットランナーシステムの特徴
3.色替え、樹脂替えが非常に簡単です。
PP、PCの実績では約10ショットで黒から白へ、黒から透明への良品に切り換えられます。
614 HOT RUNNER SYSTEM は技術的に非常に優秀なシステムですが、電磁誘導を
熱源としている為に、特殊な装置が必要です。この為、コントローラーが非常に高価であることが
最大の欠点です。そんな理由から高価な樹脂に利用されることが一般的ですが、この色替え性能を
評価し、PP、ABSなどの汎用樹脂にも利用されています。

4.流動抵抗が極めて少ないので、成形機の圧力をそのまま伝えます。 コールドランナーの
スプルーと同じ流動断面積でノズル内部を設計して比較します。 コールドランナーの
場合は冷却されている金型のスプルー部分を溶融樹脂が通過するときに、流動断面の
外部から冷却固化され、実際の流動断面積は非常に小さくなってしまいます。
外部加熱方式では、樹脂の溶融温度で外部から加熱しているので 流動断面積はそのまま
実際の流動断面積と考えられます。成形機の射出圧力をなるべく落とさずにキャビティに
導きます。薄肉精密成形に最適です。 また、ヒケを起こしやすい厚肉成形品、ボイドが
発生しやすい厚肉成形品をホットランナー化して、ヒケ、ボイドをなくせます。
コールドランナーの場合は、成形者の意図とは関係無く時間がたてば、ゲートはシールして
しまいます。保圧をもっとかけてヒケやボイドを無くしたいのにゲートはシールしてしまいます。
製品重量と保圧を掛ける時間の相関をグラフにすればよく判ります。いくら保圧をかけても
製品重量が変化しなくなる所がグラフに現れます。それが、ゲートシールのタイミングです。
その後はいくら成形機で圧力をかけても製品に変化は現れないはずです。
ホットランナーでは
成形者の意図する時間まで、ゲートを開口し、好きなだけ保圧をかけることができます。
ヒケ、ボイドを無くすことが容易にできる理由です。 ガラス繊維などが入った樹脂では
成形品の表面の平坦度がでない場合がありますが、金型 のキャビティ表面温度が低く、
ガラス繊維が浮いているのが原因です。こんな時には 弊社のキャビティ表面温度コントロール
システムをご採用下さい。射出時にはキャビティ表面の温度が高いのでガラス繊維の浮きを
防止します。スーパーエンプラも難なく成形できます。